冬の恵み、柚子の七変化🍋
我が家の庭には柚子の木があります。
種類はよく知らないけど、黄色くて小ぶりでも大ぶりでもなく中間的な大きさ。種ありで、枝には棘がある。私よりも年上の柚子。
そんな柚子、いや柚子大先輩は今年もたくさんの実をつけてくれました。
水あげや手入れなど特別なことをしているわけではないのに、日当たりでしょうか。
毎年実をつけてくれます。
数えたことはないけれど、12月から1月の収穫シーズンには500個〜700個くらい実っているのかな。
柚子大先輩、ご立派です。
収穫は、手足の長い夫が脚立を使いさらにノッポになり、3m近くある柚子の木から実をもいでくれました。途中、シルクドソレイユ並みの特殊な体勢になりながらも一生懸命もいでくれた甲斐あり、たくさん収穫。多分、300個近くかな。
ちなみに私は、脚立に乗ったノッポ夫の横で彼が転倒しないかとハラハラ見守りながら、バケツを持ち、収穫してくれた柚子を大事に抱えるという係でした。
そんな大量の柚子。我が家では毎年冬の楽しみの一つなのです。
その1、見て楽しむ。
心弾ませ楽しい気分にしてくれるビタミンカラーの黄色、そしてコロコロ丸っこいビジュアル。これは眼福ですね。
特に、10個程の集団で枝にくっついている健気な柚子がなんとも愛おしい。
その2、香りを楽しむ。
もぎたて新鮮な柚子の爽やかな香りは、リフレッシュ効果大。香りを思い出すだけでも幸せ〜と感じるほど好みな香りです。
金木犀より柚子派。
その3、食べて楽しむ。
今シーズンは料理によく使いましたね、柚子。なんたってノッポ夫が大量にもいでくれましたから。
まずはシンプルに柚子本来を楽しむために、唐揚げや春巻きに搾る。レモンの代わり的な感じです。お正月には贅沢にも蟹をいただいたので、蟹に絞っても超絶美味でした。
あとは、なますに使ってみたり、鍋に使ってみたり。料理の引き立て役ですね。
それから、柚子ジャムや甘露煮も作ってみました。柚子ジャムは、瓶に15瓶くらい出来上がり。自家製のジャムはあえて酸味を強めに作り、白砂糖のかわりにてんさいを使用。たっぷりパンに塗って食べるのが好きですが、お肉、お魚料理にも使えそう。
年末年始のご挨拶として、親戚、ご近所さん、お友達に贈りました。
甘露煮は皮が傷んでいるものを中身だけ使って調理。そのまま食べても良いですし、アレンジしてクッキーの上に乗せたり、レアチーズケーキに入れてみても美味しそう。
そうだ。バレンタインに柚子の甘露煮レアチーズ作ってみよう。我ながらおしゃれ〜?
と、まぁ、こんな具合に柚子を愉しんでおります。